コウエイ公式ライブ・イベント「幽霊船奇憚」
2006年8月13日 ゲーム コメント (2)
詳細はこちら(公式HPへ)
http://www.gamecity.ne.jp/dol/live_event/060811.htm
「幽霊船奇憚」の原型「さまよえるオランダ人(原題=Der fliegende Hollander)(aは上に"付きの言語、正しく出ないTT)」)」の事。
「さまよえるオランダ人(英語では「The Flying Dutchman」でこれを直訳>「空飛ぶオランダ人」、意訳>「さまよえるオランダ人」と訳して)」。
この伝説にはいくつかのバージョンがあります。一つはヴァン・デル・ヴェッケンというオランダ人の船長が嵐の海で神様に毒づいたところ罰を受け、彼の船は喜望峰あたりを永遠に彷徨っているというもの。
もう一つはオランダ貴族の兄弟が女の取り合いで喧嘩になり、兄が弟と彼女を殺してしまった、そして兄は永遠に走る無人の船の甲板で、二人の精霊と魂を掛けて終わりのないサイコロ博打をしているというもの。
最後は、宝の奪い合いで乗組員全員が殺し合い、ただ一人生き残った船長が幽霊船員と一緒に海上を彷徨っているというものです。
さまよえるオランダ人はリヒャルト・ワーグナー作曲のオペラ。1842年に完成し、1843年に初演された。
神罰によって、この世と煉獄の間を彷徨い続けているオランダ人の幽霊船があり、喜望峰近海で目撃されるという伝説を元にした、ドイツの詩人ハインリッヒ・ハイネの「さまよえるオランダ人」(『フォン・シュナーベレヴォプスキー氏の回想記』)にワーグナーが着想を得て再構成したもの。
幽霊船一般の事
たいていの場合、船員の口から「洋上を航行中に見た」として語られる。出現時間帯としては夜に出現することが多いが、昼間に霧が出てその霧の中から出現するというパターンもある。
帆船であることが多い。
船体の各部が著しく損傷している上に乗組員が全く乗っていないが、見えない何らかの力が働き、沈没せずに航行している。
航行中の船舶と船員に危害を加えることはないが、その姿を見ればいかに豪胆な海の男といえども恐怖に身をすくませ、ただ呆然と見送ることしかできないという。
また避けようとして舵を切り座礁する、あるいは幽霊船を見た者がその後不幸に襲われるなどのバリエーションがある。
沿岸から無人の船舶が波でさらわれるなどして、しかも長い間気が付かれないまま船体が荒廃した状態で沖合を漂流したり、さらには集団密航を計った船が漂流し、密航者が行方不明や船内で死亡したまま海上を漂流しているようなケースもある。
ホラー以外のパターンとして
実は幽霊船を装った、あるいは幽霊船に勘違いされた海賊の船だったといったものも存在する。
他の幽霊船系列の話「老水夫行 (en:The Rime of the Ancient Mariner) - サミュエル・テイラー・コールリッジの長編詩」に幽霊船が登場します。
サミュエル・テイラー・コールリッジ(Samuel Taylor Coleridge, 1772年10月21日 - 1834年7月25日)は、イギリスのロマン派詩人であり、批評家、哲学者でもある。ウィリアム・ワーズワースとの共著『抒情歌謡集』で詩人としてデビューし、多数の作品を著す。
コールリッジは幻想的な作風で知られ、無意識からわき起こって来るイメージを、言葉に直したような、神秘的で怪奇な詩作品がある。『クーブラカーン』『老水夫行』『クリスタベル姫』等の詩で知られる。
とりわけ、
『クーブラカーン』においては、作者自身が、この作品は麻薬の吸引によって生じた陶酔状態のなかで見た幻覚を、目覚めてから急いで文章にしたものであるが、途中で用事で席を立った後、続きを書こうとして、内容をもはや思い出せなかったと述べている。
しかし、『クーブラカーン』を精密に分析すると、これは幻覚的イメージの単なるメモではなく、首尾一貫した構成と構想を備えており、最終行に至って、詩は完成しているので、コールリッジが敢えて虚言を弄しているか、または彼自身も詩作の過程について、錯覚を抱いたのかも知れない。
夏とホラーってセットメニュー化してますね。なんでだろ?怖い話を聞くとゾットして涼しくなるから・・・とか云われてるけど・・・
http://www.gamecity.ne.jp/dol/live_event/060811.htm
「幽霊船奇憚」の原型「さまよえるオランダ人(原題=Der fliegende Hollander)(aは上に"付きの言語、正しく出ないTT)」)」の事。
「さまよえるオランダ人(英語では「The Flying Dutchman」でこれを直訳>「空飛ぶオランダ人」、意訳>「さまよえるオランダ人」と訳して)」。
この伝説にはいくつかのバージョンがあります。一つはヴァン・デル・ヴェッケンというオランダ人の船長が嵐の海で神様に毒づいたところ罰を受け、彼の船は喜望峰あたりを永遠に彷徨っているというもの。
もう一つはオランダ貴族の兄弟が女の取り合いで喧嘩になり、兄が弟と彼女を殺してしまった、そして兄は永遠に走る無人の船の甲板で、二人の精霊と魂を掛けて終わりのないサイコロ博打をしているというもの。
最後は、宝の奪い合いで乗組員全員が殺し合い、ただ一人生き残った船長が幽霊船員と一緒に海上を彷徨っているというものです。
さまよえるオランダ人はリヒャルト・ワーグナー作曲のオペラ。1842年に完成し、1843年に初演された。
神罰によって、この世と煉獄の間を彷徨い続けているオランダ人の幽霊船があり、喜望峰近海で目撃されるという伝説を元にした、ドイツの詩人ハインリッヒ・ハイネの「さまよえるオランダ人」(『フォン・シュナーベレヴォプスキー氏の回想記』)にワーグナーが着想を得て再構成したもの。
幽霊船一般の事
たいていの場合、船員の口から「洋上を航行中に見た」として語られる。出現時間帯としては夜に出現することが多いが、昼間に霧が出てその霧の中から出現するというパターンもある。
帆船であることが多い。
船体の各部が著しく損傷している上に乗組員が全く乗っていないが、見えない何らかの力が働き、沈没せずに航行している。
航行中の船舶と船員に危害を加えることはないが、その姿を見ればいかに豪胆な海の男といえども恐怖に身をすくませ、ただ呆然と見送ることしかできないという。
また避けようとして舵を切り座礁する、あるいは幽霊船を見た者がその後不幸に襲われるなどのバリエーションがある。
沿岸から無人の船舶が波でさらわれるなどして、しかも長い間気が付かれないまま船体が荒廃した状態で沖合を漂流したり、さらには集団密航を計った船が漂流し、密航者が行方不明や船内で死亡したまま海上を漂流しているようなケースもある。
ホラー以外のパターンとして
実は幽霊船を装った、あるいは幽霊船に勘違いされた海賊の船だったといったものも存在する。
他の幽霊船系列の話「老水夫行 (en:The Rime of the Ancient Mariner) - サミュエル・テイラー・コールリッジの長編詩」に幽霊船が登場します。
サミュエル・テイラー・コールリッジ(Samuel Taylor Coleridge, 1772年10月21日 - 1834年7月25日)は、イギリスのロマン派詩人であり、批評家、哲学者でもある。ウィリアム・ワーズワースとの共著『抒情歌謡集』で詩人としてデビューし、多数の作品を著す。
コールリッジは幻想的な作風で知られ、無意識からわき起こって来るイメージを、言葉に直したような、神秘的で怪奇な詩作品がある。『クーブラカーン』『老水夫行』『クリスタベル姫』等の詩で知られる。
とりわけ、
『クーブラカーン』においては、作者自身が、この作品は麻薬の吸引によって生じた陶酔状態のなかで見た幻覚を、目覚めてから急いで文章にしたものであるが、途中で用事で席を立った後、続きを書こうとして、内容をもはや思い出せなかったと述べている。
しかし、『クーブラカーン』を精密に分析すると、これは幻覚的イメージの単なるメモではなく、首尾一貫した構成と構想を備えており、最終行に至って、詩は完成しているので、コールリッジが敢えて虚言を弄しているか、または彼自身も詩作の過程について、錯覚を抱いたのかも知れない。
夏とホラーってセットメニュー化してますね。なんでだろ?怖い話を聞くとゾットして涼しくなるから・・・とか云われてるけど・・・
コメント
霧の向こうに何かいるかもっていう本能的な恐さが幽霊船のイメージに帰結していく感じはなにか、肌感覚でうなずける気もしますね^^
なので日本語訳だと「さまよえる・・・」と意訳したんじゃないのかな?とか、思います。
昼でも夜でも霧とかで視界が0に近くなると本能的に危機感というか恐怖感もちますよね、確かに。