コーヒー好きかな??
2006年8月28日 グルメ コメント (6)
大航海時代オンラインのゲームの中には「アラビアンカフェ」なる飲み物が出てくる。コーヒーのようだけど、説明書き読むと「濃く煮出したコーヒースパイスを加えて飲む」とある。
で、一応調べて見ると・・・・・・
今のトルコ式コーヒーに似たような物があるらしい・・・。
今回はコーヒーの歴史から見てみよう。
コーヒーの起源については二つの説が伝承として伝えられている。
エチオピアのカルディという名前のヤギ飼いの少年が、山中でコーヒーを食べたヤギが興奮状態になることに気づいたことから発見したという説。
オマルという名前のイスラム神秘主義の修道者(デルウィーシュ)が、追放されて迷い込んだ山中で鳥に導かれて見つけたという説。
ただしこれらは後世に考えられたという説もあり、その実際の起源は明らかではない。しかしながら、紀元前には既にエチオピアではコーヒーの実を潰して丸めて携帯食としていたとも伝えられている。これらはいずれも実を食用とするものであった。
初期には、このような食用の他に生の実や豆の煮汁として飲まれていたと伝えられている。いつ頃から今日のように焙煎した豆を用いるようになったかは不明であるが、焙煎器具が発掘された年代から、遅くとも13世紀には焙煎が行われていたと考えられている。
飲用史
コーヒーは、6世紀から8世紀頃にエチオピアからアラビア半島のアラブ人に伝わり、彼らを通して中東・イスラム世界の全域に広まった。
初めてコーヒーが文献に現れるのは9世紀になってからである。イランの哲学者であり医学者でもあったラーズィーが、自身が見聞きした民間療法や医学知識を記した「医学集成」に、コーヒー豆を指す「ブン」とその煮汁「バンカム」について記載している。
15世紀頃、イエメンのイスラム神秘主義教団の間で夜間の修行を助ける覚醒飲料として、コーヒーは広く飲用されるようになり、16世紀までに修行のためのコーヒー飲用の習慣がエジプトまで広まった。
しかし、クルアーン(コーラン)の時代(7世紀)にはコーヒーについて十分な知見がなかったのでコーヒーの摂取の是非に関するイスラム法上の規定がなく、同じ頃コーヒー飲用の宗教的な是非が大きな問題となった。
多くの法学者は、その飲用はイスラム教の立場からはビドア(逸脱)であるとみなし、クルアーンで禁じられたアルコールの飲用に似た効果のあるコーヒーの飲用は、悪しきビドアとして排斥されたのである。
その背景には、コーヒーを供する場所が庶民や知識人が集まる社交場となりはじめたため、それが為政者や社会に対する不平不満を語り合う場に転ずることを警戒する動機があったと言われる。
現実的には完全な禁止は難しく、それほど大きな弊害もなかったので、1454年にアデンのムフティー(法学者)、ジャマールッディーンがイスラム法学上の見解で合法と判断して以来、数十年にわたる論争を経つつ、やがて飲用しても構わないという見解が主流となってコーヒーは中東圏に広まっていった。
1516年にセリム1世がマムルーク朝を征服、イスラム世界の北方の辺境であったオスマン帝国がアラブ地域を併合するとトルコ地域にも伝播し、オスマン帝国の首都イスタンブルにまでコーヒーは持ち込まれるようになった。コーヒーはトルコ語ではアラビア語のカフワがなまってカフヴェと呼ばれた。
オスマン帝国の年代記は、翌17世紀の初頭にイスタンブルにやってきたアラブ人によって世界で初めてのコーヒー飲料を供する固定店舗が開かれたことを伝えている。
このような店舗はカフヴェハーネ(直訳するとカフヴェの家、すなわち「コーヒー・ハウス」)あるいは単にカフヴェと呼ばれ、庶民や知識人が集まって語り合ったり、詩などの文学作品の朗読会を行う社交の場として広まった。
オスマン帝国では19世紀に安価なインド産の茶が持ち込まれた結果、社交の場の主要な飲料の座を紅茶に譲るが、一般にトルココーヒーと呼ばれるその飲用法は家庭や喫茶店で広く行われつづけている。
トルコにおけるコーヒー飲用の風習はオスマン帝国の支配下にあったバルカン半島に16世紀中には広まった。
このため現在でもギリシャなどでコーヒーの伝統的飲用法はトルコと同じである。
ヨーロッパには、地中海を渡る盛んな人の往来に乗って16世紀末には既にオスマン帝国から伝わっていった。
1602年には、ローマに持ち込まれている。このときすでにcoffeeと呼ばれていたという。
ヨーロッパではコーヒーは初め健康に悪い等といわれたが、その飲用は次第に広まっていった。
ローマ、ヴェネツィア、フィレンツェなどにコーヒーを供する「カフェ」ないし「コーヒー・ハウス」ができ、上流階級から中流階級へと広まった。
オーストリアでコーヒーが知られるのは、1683年のオスマン帝国による第二次ウィーン包囲失敗の際に、コシルツキーがオスマン軍が放棄した物資の中から発見されたコーヒー豆を手に入れたことに始まると言われる。
この頃からコーヒーの飲用はフランスやドイツなどにも伝わり、17世紀末には各地で飲み物として定着するにいたった。
1650年には、イギリスのオックスフォードに最初のコーヒー・ハウスがオープンしている。イギリスではコーヒーがブームとなり、1700年頃には、2000軒から8000軒のコーヒー・ハウスがあったと伝えられている。
コーヒー・ハウスは、上流階級の溜まり場となり、イギリス王立科学院もここから発祥したという。またコーヒー・ハウスは、女人禁制だったため、女性を中心に反対運動が発生したこともあった。
後にイギリスでは茶の飲用が広まり、コーヒー・ハウスは衰退していく。
北米には、1668年に持ち込まれた。1698年にニューヨークでコーヒー・ハウスがオープンしている。
アメリカ東海岸でもイギリスと同様に紅茶の飲用が主流となるが、イギリスが茶に重税を課したため、イギリスに反発(ボストン茶会事件)。代用としてコーヒーの輸入が急増。
これが、アメリカのコーヒー飲用が主流となるきっかけとも言われている。
へええええ・・・って感じだよね。^^;
日本には、天明年間(1781年 - 1788年)頃に、長崎の出島にオランダ人が持ち込んだといわれている。
1804年に記された『紅毛本草』には、「焦げ臭くて味わうに絶えず」との記載がある。
本格的に輸入されるようになったのは、江戸時代末期の開国を待たねばならなかった。開国後は、横浜の西洋人商館で少量が輸入されるようになった。
ウーム?!あの香ばしい香りが、昔の人には焦げ臭い変なニオイと思われたんだねー
参考サイト様
ウィキペディア
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%92%E3%83%BC%E3%81%AE%E6%AD%B4%E5%8F%B2
コーヒーの歴史
http://www.hmy.co.jp/c-05.html
keyコーヒーのコーヒー教室
http://www.keycoffee.co.jp/contents/school/histry.html
コーヒーの愉しみ方
http://allabout.co.jp/gourmet/coffee/subject/msub_zatugaku.htm
コーヒー辞典
http://coffee.u5n.info/knowledge/histry/world.html
コーヒー教室
http://www.paocoffee.co.jp/irekatarekisi.html
興味有ればどうぞです。クグッて見ると面白いね。^^;;;
さてと・・・・・午後の一息の為の一杯のコーヒーでも淹れましょうかね。
で、一応調べて見ると・・・・・・
今のトルコ式コーヒーに似たような物があるらしい・・・。
今回はコーヒーの歴史から見てみよう。
コーヒーの起源については二つの説が伝承として伝えられている。
エチオピアのカルディという名前のヤギ飼いの少年が、山中でコーヒーを食べたヤギが興奮状態になることに気づいたことから発見したという説。
オマルという名前のイスラム神秘主義の修道者(デルウィーシュ)が、追放されて迷い込んだ山中で鳥に導かれて見つけたという説。
ただしこれらは後世に考えられたという説もあり、その実際の起源は明らかではない。しかしながら、紀元前には既にエチオピアではコーヒーの実を潰して丸めて携帯食としていたとも伝えられている。これらはいずれも実を食用とするものであった。
初期には、このような食用の他に生の実や豆の煮汁として飲まれていたと伝えられている。いつ頃から今日のように焙煎した豆を用いるようになったかは不明であるが、焙煎器具が発掘された年代から、遅くとも13世紀には焙煎が行われていたと考えられている。
飲用史
コーヒーは、6世紀から8世紀頃にエチオピアからアラビア半島のアラブ人に伝わり、彼らを通して中東・イスラム世界の全域に広まった。
初めてコーヒーが文献に現れるのは9世紀になってからである。イランの哲学者であり医学者でもあったラーズィーが、自身が見聞きした民間療法や医学知識を記した「医学集成」に、コーヒー豆を指す「ブン」とその煮汁「バンカム」について記載している。
15世紀頃、イエメンのイスラム神秘主義教団の間で夜間の修行を助ける覚醒飲料として、コーヒーは広く飲用されるようになり、16世紀までに修行のためのコーヒー飲用の習慣がエジプトまで広まった。
しかし、クルアーン(コーラン)の時代(7世紀)にはコーヒーについて十分な知見がなかったのでコーヒーの摂取の是非に関するイスラム法上の規定がなく、同じ頃コーヒー飲用の宗教的な是非が大きな問題となった。
多くの法学者は、その飲用はイスラム教の立場からはビドア(逸脱)であるとみなし、クルアーンで禁じられたアルコールの飲用に似た効果のあるコーヒーの飲用は、悪しきビドアとして排斥されたのである。
その背景には、コーヒーを供する場所が庶民や知識人が集まる社交場となりはじめたため、それが為政者や社会に対する不平不満を語り合う場に転ずることを警戒する動機があったと言われる。
現実的には完全な禁止は難しく、それほど大きな弊害もなかったので、1454年にアデンのムフティー(法学者)、ジャマールッディーンがイスラム法学上の見解で合法と判断して以来、数十年にわたる論争を経つつ、やがて飲用しても構わないという見解が主流となってコーヒーは中東圏に広まっていった。
1516年にセリム1世がマムルーク朝を征服、イスラム世界の北方の辺境であったオスマン帝国がアラブ地域を併合するとトルコ地域にも伝播し、オスマン帝国の首都イスタンブルにまでコーヒーは持ち込まれるようになった。コーヒーはトルコ語ではアラビア語のカフワがなまってカフヴェと呼ばれた。
オスマン帝国の年代記は、翌17世紀の初頭にイスタンブルにやってきたアラブ人によって世界で初めてのコーヒー飲料を供する固定店舗が開かれたことを伝えている。
このような店舗はカフヴェハーネ(直訳するとカフヴェの家、すなわち「コーヒー・ハウス」)あるいは単にカフヴェと呼ばれ、庶民や知識人が集まって語り合ったり、詩などの文学作品の朗読会を行う社交の場として広まった。
オスマン帝国では19世紀に安価なインド産の茶が持ち込まれた結果、社交の場の主要な飲料の座を紅茶に譲るが、一般にトルココーヒーと呼ばれるその飲用法は家庭や喫茶店で広く行われつづけている。
トルコにおけるコーヒー飲用の風習はオスマン帝国の支配下にあったバルカン半島に16世紀中には広まった。
このため現在でもギリシャなどでコーヒーの伝統的飲用法はトルコと同じである。
ヨーロッパには、地中海を渡る盛んな人の往来に乗って16世紀末には既にオスマン帝国から伝わっていった。
1602年には、ローマに持ち込まれている。このときすでにcoffeeと呼ばれていたという。
ヨーロッパではコーヒーは初め健康に悪い等といわれたが、その飲用は次第に広まっていった。
ローマ、ヴェネツィア、フィレンツェなどにコーヒーを供する「カフェ」ないし「コーヒー・ハウス」ができ、上流階級から中流階級へと広まった。
オーストリアでコーヒーが知られるのは、1683年のオスマン帝国による第二次ウィーン包囲失敗の際に、コシルツキーがオスマン軍が放棄した物資の中から発見されたコーヒー豆を手に入れたことに始まると言われる。
この頃からコーヒーの飲用はフランスやドイツなどにも伝わり、17世紀末には各地で飲み物として定着するにいたった。
1650年には、イギリスのオックスフォードに最初のコーヒー・ハウスがオープンしている。イギリスではコーヒーがブームとなり、1700年頃には、2000軒から8000軒のコーヒー・ハウスがあったと伝えられている。
コーヒー・ハウスは、上流階級の溜まり場となり、イギリス王立科学院もここから発祥したという。またコーヒー・ハウスは、女人禁制だったため、女性を中心に反対運動が発生したこともあった。
後にイギリスでは茶の飲用が広まり、コーヒー・ハウスは衰退していく。
北米には、1668年に持ち込まれた。1698年にニューヨークでコーヒー・ハウスがオープンしている。
アメリカ東海岸でもイギリスと同様に紅茶の飲用が主流となるが、イギリスが茶に重税を課したため、イギリスに反発(ボストン茶会事件)。代用としてコーヒーの輸入が急増。
これが、アメリカのコーヒー飲用が主流となるきっかけとも言われている。
へええええ・・・って感じだよね。^^;
日本には、天明年間(1781年 - 1788年)頃に、長崎の出島にオランダ人が持ち込んだといわれている。
1804年に記された『紅毛本草』には、「焦げ臭くて味わうに絶えず」との記載がある。
本格的に輸入されるようになったのは、江戸時代末期の開国を待たねばならなかった。開国後は、横浜の西洋人商館で少量が輸入されるようになった。
ウーム?!あの香ばしい香りが、昔の人には焦げ臭い変なニオイと思われたんだねー
参考サイト様
ウィキペディア
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%92%E3%83%BC%E3%81%AE%E6%AD%B4%E5%8F%B2
コーヒーの歴史
http://www.hmy.co.jp/c-05.html
keyコーヒーのコーヒー教室
http://www.keycoffee.co.jp/contents/school/histry.html
コーヒーの愉しみ方
http://allabout.co.jp/gourmet/coffee/subject/msub_zatugaku.htm
コーヒー辞典
http://coffee.u5n.info/knowledge/histry/world.html
コーヒー教室
http://www.paocoffee.co.jp/irekatarekisi.html
興味有ればどうぞです。クグッて見ると面白いね。^^;;;
さてと・・・・・午後の一息の為の一杯のコーヒーでも淹れましょうかね。
コメント
今でもお店でいろいろ買うとなんだこりゃーって味の豆けっこうあるじょ
それはさておき
リリさんてマメに調べ物するですね。
コーヒーは砂糖を入れてはいけないと聞いた事あるな、ミルクはいいみたい。
なるほど〜焙煎のし過ぎの豆だったのかもしれないですね。昔の豆。
>> 春紫苑さま。
コーヒーも好きですかぁ〜。コーヒーの記事書いて良かったです。^^
>> 虚無さま。
ブログの雰囲気変える為に配色変えてみました。^^;
まあ・・・・プレイ日記も良いのですが・・・拡張パック前な為か淡々としたプレイが多くて。(コマ目にクエするとか)
そこで、大航海時代Oをプレイしていてオヤっ!!と思った事等を調べて記事にしています。
参考文献や参考サイト様には御世話になっています。
なので、専門店に入ってまず頼むのはその店のオリジナルブレンド。これで評価しておいしかった場合は時々通うことにします。駄目ならそれっきりw
当然、おいしいお店の場合は不純物無しのブラックで飲みます。
一時期は、手動のミルまで買って自分で煎じて飲んでたけど、最近使ってないなぁ・・・。
ちなみにわたしは酸味の強いものより苦みが強い方が好き。
なるほどーおいしい店だと「不純物無し」のブラックですか!!
コーヒーの好みは酸味より苦味系ですかぁ〜〜〜。なるなる。
私のコーヒーの好みは、香り系かなぁ〜〜。
香りの良いコーヒーを、香りを味わう感じが好きです。^^;
ミル付きの自動コーヒーいれとか一時期使って香りを大切にしていました。
今は・・・・・・・インスタントですがTT;