ま、一杯いかが
●大航海時代オンラインのゲームの中では船長は行動力と云うモノを回復する為に、食事をしたり酒&ミルク&コーヒーなどを飲んだりします。
色々な情報を酒場マスターから聞き出す事も出来ます。(飲み食いすると教えてくれる)
食事や飲み物のメニューは国や地方によって色々違い特色が有ります。
今回はロンドンの酒場で、ウィスキーを傾けながらのお話。


■ウイスキーの語源は、アイルランド語の「ウシュク・ベーハー(Uisge beatha)」、「生命の水」という意味である。
ラテン語では「アクア・ウィータエ(Aqua vitae)」である。
はじめは薬として利用されていたことから、この名で呼ばれたと考えられる。
中世の錬金術研究の副産物として蒸留酒が発見されたと考えられる。

1172年、ヘンリー2世がアイルランドに侵攻した時に、農民達がウスケボー(ウシュク・ベーハー)を飲んでいたという記録があり、
アイルランドではそれ以前にすでに蒸留酒の製造が行われていたことが分かる。
この酒が、15世紀の終わりごろ、キリスト教の宣教師たちによってアイルランドからスコットランドに伝えられた。

スコッチ・ウイスキーに関する現存する最も古い記録は、1494年のスコットランド財務省の記録で、「修道士ジョン・コーに8ボルのモルトを与え、アクア・ヴィテを作らせた」と記されている。
当初は蒸気を常温で冷やしていたので、得られるアルコールはわずかな量だった。

16世紀に入ると、蒸気の通るパイプをコイル状に巻いて表面積を増やしたり、パイプを水中冷却するなどの技術が生み出された。
また、当初は樽での熟成は行われず、ホワイト・リカーに近い状態であった。樽での熟成が行われるようになったのは次の密造時代になってからである。


■密造時代
1707年にスコットランドはイングランドと合併するが、実質的にはイングランド主体の併合であると受けとめるスコットランド人は多かった。
スコッチ・ウイスキーの歴史は、ジャコバイト運動などスコットランド人のイングランドへの反抗の歴史と重なっている。
1776年のアメリカ独立や1789年のフランス革命など、対外的な政策のために、イングランド政府はスコッチ・ウイスキーに重税をかけるようになる。
ハイランドでは、これに抵抗してウイスキーの密造が横行した。

密造によって、乾燥のための燃料に、野山に無尽蔵に埋もれているピート(泥炭)を利用し、空き樽に詰めて隠匿することなどの「苦肉の策」が、スコッチ・ウイスキー独特のピート香や熟成効果を得られることにつながった。
ハイランドでは、現在でも密造時代をスコットランド人の誇りとして、記念しているところが多い。
一方、ロウランドでは、地域的にポットスチル(蒸留釜)の容量を基準として税率が定められたため、蒸留釜を小さくし、蒸留回数を増やして生産性を高める方策がとられた。
ロウランドの3回蒸留はこのようにして始められたが、同時に、多くの業者が粗製濫造に走って酒質が低下したことで衰退し、グレーン・ウイスキーに取って代わられる原因となった。

1822年、イギリス王ジョージ4世がスコットランドを訪れ、
エディンバラの外港レイスに浮かべたヨットの上で、スコットランド人の文豪ウォルター・スコットと密造ウィスキーを酌み交わし、
その味を愛でたことが融和策のきっかけとなり、2年後の1824年に酒税が大幅に引き下げられ、
グレンリヴェットが初の政府公認醸造所となったことで、密造時代は終わりを告げる。
 
 
■ウイスキーの誕生日
1494年5月28日のスコットランド大蔵省の記録No.305には、修道士ジョン・コーに発芽大麦8ボルを与え、生命の水をつくらしむ、との記述がある。
ボルは古代スコットランドの計量単位で、1ボルは約150kgです。8ボルは約1,200kgにあたり、この大麦麦芽から1,400本のスピリッツをつくることができた。
蒸留の記録が残っているもっとも古い文献から、スコッチ・ウイスキー協会(本部:エジンバラ)では、
この年(1494年)をウイスキー誕生の年、5月28日をウイスキーの日としている。
1994年には、盛大に「スコッチ・ウイスキー誕生500年記念式典」も開催された。

■歴史の文献によれば、スコットランドよりもアイルランドのほうが、200年ほど早くウイスキーの蒸留がおこなわれたとされている。
かつては数十もの蒸留所があったが、現在は2つの蒸留所が残っているだけ。


★大航海時代のウィスキーはヤッパリまだホワイトリカーに近い物で、樽熟成前なんじゃないのかなぁ・・・・とか、思ったり。^^;
ちなみに樽熟成を長期経るとウィスキーが少し減ります(アルコールの蒸発かもしれませんが)。この長期熟成のウィスキーは香りが良く味が美味しいので減った分を「天使の取り分」と言います。^^
まあ・・・・
ゲームですからね、ウィスキーと云えば琥珀色の液体なイメージでいいのでしょうね。(^^;)

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