ダーム (アフリカの御酒、雑穀の濁り酒)
2006年10月4日 グルメ
■ダーム
主にアフリカなどで、ヒエやモロコシ(トウモロコシは使わないと思われる)等で造られる(雑穀の)濁り酒。
モシ語でダームと呼ばれるお酒は、モロコシを発酵させて粉状にしたものを水で煮てからお酒のタネを入れて醸造します。
濁ったホップの入っていないビールのような物。
出来上がったダームは、小さな球形の瓢箪の器に移しかえて、 老若男女賑やかに飲まれています。
ちなみに、ダームと呼ばれるお酒は女性が、ヤシ酒は男性が造るお酒のようです。
●雑穀の濁り酒
旧ザイール、スーダン、エチオピアなどアフリカ各地でつくられる醸造酒。
モロコシ(ソルガム)、シコクビエ(フィンガー・ミレット)、トウジンビエ(ブルラッシュ・ミレット)などイネ科の雑穀の穀芽でデンプンを糖化・発酵させてできる。「雑穀ビール」と呼ぶこともあるが、実際は「濁り酒」というのが適当と考えられる。
約一週間でできるため、「セブン・デイズ・ビール」と呼ぶこともある。
儀礼の場だけでなく、日常の食事の時にも飲まれている。
なお、アフリカの人たちは、酒宴の席でこれを飲む前に、杯から数滴の酒をこぼし大地に返す、儀礼的なふるまいを行う。
主にアフリカなどで、ヒエやモロコシ(トウモロコシは使わないと思われる)等で造られる(雑穀の)濁り酒。
モシ語でダームと呼ばれるお酒は、モロコシを発酵させて粉状にしたものを水で煮てからお酒のタネを入れて醸造します。
濁ったホップの入っていないビールのような物。
出来上がったダームは、小さな球形の瓢箪の器に移しかえて、 老若男女賑やかに飲まれています。
ちなみに、ダームと呼ばれるお酒は女性が、ヤシ酒は男性が造るお酒のようです。
●雑穀の濁り酒
旧ザイール、スーダン、エチオピアなどアフリカ各地でつくられる醸造酒。
モロコシ(ソルガム)、シコクビエ(フィンガー・ミレット)、トウジンビエ(ブルラッシュ・ミレット)などイネ科の雑穀の穀芽でデンプンを糖化・発酵させてできる。「雑穀ビール」と呼ぶこともあるが、実際は「濁り酒」というのが適当と考えられる。
約一週間でできるため、「セブン・デイズ・ビール」と呼ぶこともある。
儀礼の場だけでなく、日常の食事の時にも飲まれている。
なお、アフリカの人たちは、酒宴の席でこれを飲む前に、杯から数滴の酒をこぼし大地に返す、儀礼的なふるまいを行う。
コメント