ナツメヤシ酒 (date wine)
2006年10月14日 グルメ コメント (6)
●ナツメヤシ酒(date wine)
北アフリカからインダス川までの乾燥地帯で栽培されるナツメヤシの果実(デーツ)または樹液を原料とした酒。糖度が高く、酵母を加えなくても発酵する。BC440年頃の書物にナツメヤシの記述があり、この当時からナツメヤシ酒が存在していたと考えられる。
■パラダイスの樹ナツメヤシ
アラブ名物ナツメヤシの実。干し柿を少し甘くしたようなその味はなかなかのもの。全世界のナツメヤシの二割はイラク産という。
ナツメヤシは中東とは切り離して考えられない植物で、その実は今でも農村地帯の主食となっている。乾かして保存食(吊るし柿のような味)となるうえ、アルコール(アラク酒)の原料にもなり、葦、枝、幹、そして繊維など、樹木の乏しい中東の農村では、利用できないものは何一つない貴重な物資といえよう。
●「アラク酒」と呼ばれるものの中で原料はナツメヤシの物もあります。エジプトだけでなく、ギリシャや他の中東諸国産のものがあります。多分他の国のアラク酒のほうがおいしいと思いますが、これはアルコール度が強いので酔っ払いたい時に非常に便利です。
氷で割ると、透明のお酒が白濁し、なかなかいい感じです。一本12〜17ギネーぐらい(約480〜680円)です。味は甘目ですね。好き嫌いのはっきり分かれるお酒だと思います。(ナツメヤシ酒を蒸留した酒。「ラク酒」の類)
★ゲームの中には「アラク酒」は>>「ラク酒」(蒸留酒)と云う形で、存在していますが・・・、ナツメヤシ酒(date wine)は存在していませんね。
ナツメヤシ酒は古代から存在する御酒なので出して欲しいものです。
ちなみに・・・
ナツメヤシ(デーツ)は、お好み焼きソースの材料としても使われていた時も有るそうです。そういえば最近本格的なお好み焼き食べて無いなぁ・・・。
北アフリカからインダス川までの乾燥地帯で栽培されるナツメヤシの果実(デーツ)または樹液を原料とした酒。糖度が高く、酵母を加えなくても発酵する。BC440年頃の書物にナツメヤシの記述があり、この当時からナツメヤシ酒が存在していたと考えられる。
■パラダイスの樹ナツメヤシ
アラブ名物ナツメヤシの実。干し柿を少し甘くしたようなその味はなかなかのもの。全世界のナツメヤシの二割はイラク産という。
ナツメヤシは中東とは切り離して考えられない植物で、その実は今でも農村地帯の主食となっている。乾かして保存食(吊るし柿のような味)となるうえ、アルコール(アラク酒)の原料にもなり、葦、枝、幹、そして繊維など、樹木の乏しい中東の農村では、利用できないものは何一つない貴重な物資といえよう。
●「アラク酒」と呼ばれるものの中で原料はナツメヤシの物もあります。エジプトだけでなく、ギリシャや他の中東諸国産のものがあります。多分他の国のアラク酒のほうがおいしいと思いますが、これはアルコール度が強いので酔っ払いたい時に非常に便利です。
氷で割ると、透明のお酒が白濁し、なかなかいい感じです。一本12〜17ギネーぐらい(約480〜680円)です。味は甘目ですね。好き嫌いのはっきり分かれるお酒だと思います。(ナツメヤシ酒を蒸留した酒。「ラク酒」の類)
★ゲームの中には「アラク酒」は>>「ラク酒」(蒸留酒)と云う形で、存在していますが・・・、ナツメヤシ酒(date wine)は存在していませんね。
ナツメヤシ酒は古代から存在する御酒なので出して欲しいものです。
ちなみに・・・
ナツメヤシ(デーツ)は、お好み焼きソースの材料としても使われていた時も有るそうです。そういえば最近本格的なお好み焼き食べて無いなぁ・・・。
コメント
なるほど〜ナツメヤシ酒の味はそういうものなのですねー。ナツメヤシ酒は飲んだ事無いので^^;;;
貴重な情報ありがとう御座います。^^
アラック(‘araq)の名称はアラビア語起源ですね。
トルキスタンで,大麦とキビから,イランではナツメヤシと干し葡萄から蒸留酒を作ることが繰り返されてきた。
元々が「アラック」(アラビア語)で、それが「アラク」>「ラク」(トルコ&ギリシヤ)>「アラキ」(日本、江戸時代とか)とか地方に寄って呼び名が変わって行ったみたです。その土地その土地に寄って原材料も変わっていますが、共通項は「蒸留酒」と云うところです。^^
例えばインドやマレーシアなどでは、米から作られた醸造酒や、ヤシの花穂を切断して採取した樹液を醗酵させたヤシ酒を蒸留して、「アラック」をつくる。
ミタイです。^^