ソムタム

2007年2月19日 グルメ
ソムタム
 そもそもソムタムはラオ族の食べ物で、タイではイサーン地方の郷土料理なのですが、現在では、ほぼタイ全域にわたって食べることのできるポピュラーなものになりました。おいしいことと、材料が安く、簡単に調理できるので露店の商売として成り立ちやすいのが主たる理由ではないでしょうか。

 ソムタムはメインディッシュとしても、またガイ・ヤーン(これもイサーン地方の名物ですね)の付け合せとしても食されますが、どちらの場合も必ずもち米とともに出されます。そして、ソムタムに合うお酒といったらやはりメコンのソーダ割ですね。ちょっとライム汁を絞って加えるとまた格別です。お酒が飲めない人は、レモンスカッシュやジンジャーエールにレモンを絞ったものといっしょにどうぞ。きっと新しい味の世界が開けるはずです。

 ソムタムを食べるときにひとつ注意していただきたいのは、必ず作りたてを食べて欲しいということです。青パパイヤは小1時間もすればしゃきしゃきした歯ごたえがなくなって、また、水が出てしまってふにゃけた味になってしまいます。そして食べるときは、まず少量のもち米を指先にとって、さらにその上にソムタムを少量のせるようにしていっしょに食べてみて下さい。この方法なら辛味が和らげられて初めての人でもおいしくいただけるはずです。

ソムタム (タイ語/イーサーン語) はラオスやタイで食べられる青いパパイヤを使ったサラダ。
もともとラオスやイーサーンの料理であるが、現在はタイ全域で広く食べられるようになり、代表的なタイ料理のひとつに数えられることも多い。

タイ料理の基本の4大要素である、パパイヤの甘い、ライムの酸っぱい、唐辛子の辛い、塩のしょっぱいが調和している。

ソムは、イーサーン語、ラオス語で、「酸っぱい」を意味する。タム には「叩く」という意味である。他にもタムソム、タムマッフンと呼ぶ事もある。

●参考サイト様

ソムタムの作り方
http://www.thai-square.com/recipe/oldrcp/vol16/recipe16.htm

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