03月22日付 CNET Japanの報道「ゲームデザイナーW・ライト氏が語る「SPORE」とストーリーテリング」へのコメント:

リリース予定が2007年後半になっているSPOREだが、Wright氏の説明によれば、同氏やSPOREにかかわる仲間たちにとって、このゲームは非常に精巧なモンテッソーリの知育玩具のようなものだという。SPOREがその基礎に「Powers of 10」や「SETI@home」の科学理論を置いており、しかもゲームの設計自体、何がゲーム世界をより興味深いものにするかを予測しながら進むように作られている面があることから、これは実際、精巧にできた哲学ツールなのだとWright氏は言う。

 「ゲームから離れているとき、プレーヤーは人生の意味について考える。どうしてこうなったのだろう?というふうに」と同氏は述べた。

 Wright氏はまた、SPOREのなかに作りあげられた社会が、どれほど短い間に人間と同じような行動をとるようになるかも披露した。

 たとえば同氏は、生物が集まっている地区に石柱を1つ置き、それをどういうふうに宗教的な偶像に作りあげてゆくかを示した。するとまもなく、その地域の生物が石柱に向かって礼拝するようになった。

 Wright氏は、デモの最後にSPOREの追加機能を披露した。今回初めて公開された機能もいくつかあったが、その1つである「cloud ray」は気候を変える機能で、惑星の1地域の気温を急激に上昇させ、海の面積を縮小させ、ついには消滅させてしまう。

 Wright氏は「cloud ray」を使って惑星を溶かしながら、SPOREは、元米国副大統領Al Gore氏のドキュメンタリー映画「不都合な真実」の続編とも言えるかもしれないとジョークを言った。

■「これは実際、精巧にできた哲学ツールなのだとWright氏は言う。
 「ゲームから離れているとき、プレーヤーは人生の意味について考える。どうしてこうなったのだろう?というふうに」と同氏は述べた。」

★哲学ゲーム。奥が深そうです。

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