DVD バンダイビジュアル 2002/06/25
TVシリーズ『∀ガンダム』を、富野由悠季監督自らストーリーの再構築と編集、新作カットを追加して新たに作りあげた劇場公開作。
月から地球へ降りた少年、ロランはふとしたことからターンエーガンダムを目覚めさせた。それと同時に、月の住民たちは武力とともに地球へ降り、地球の人々と衝突する。ロランは地球で知り合った大切な人々を守るため、月の同胞たちと心ならずも戦うことに。その中で、謎に包まれた黒歴史と、その負の遺産によってもたらされる悲惨な結末を垣間見る。
長編作品の“芯”をエッセンスとして濃密に抜き出し、息つく暇もなく見せる富野監督ならではの演出が見所。19~20世紀初頭を思わせる、古めかしい街並みに降り立ったモビルスーツなど、今までのガンダムにないミスマッチながらも美しいシーンも目を引く。

∀ガンダムの映画です。
個人的には好きな作品で良い話だと思います。私が好きなのはディアナ・ソレル様ですね。
本当に良い作品だったと思います。
「∀」という記号は、数学や論理学に用いられる全称記号であり、「全ての〜」を意味する。これを用いることで、「全てに対して」「全てを含む・包括する」という意味を作品に与えている。また、「A(最初)に戻る」という意味からターンエーと読むこととした。つまり「∀ガンダム」には、ガンダムという作品そのものを総括したいという思いが込められている。

「黒歴史」という言葉もこの作品が発祥の言葉なのです。
『∀ガンダム』では、既に滅んだ太古の宇宙文明時代に数千年〜1万年前後の永きに渡って繰り返されていた数々の宇宙戦争の歴史を『黒歴史』と呼んでいる。ガンダムシリーズで描かれた物語はほぼ全てがそこに含まれている。

∀ガンダムによって地球圏全土にばら撒かれた『月光蝶』なるナノマシンの効果により、人類の文明は崩壊し、有史以前のレベルまでリセットされた。そのような事態を招いた経緯には多くの謎が残されており、詳細は判明していない。

『∀ガンダム』劇中はこの月光蝶の厄災から復興し、2000年余りの時間をかけ、ある程度の生活・文明レベルを取り戻した正暦の時代の物語である。

ガンダムシリーズには初代『機動戦士ガンダム』及びその続編の「宇宙世紀」世界だけではなく、『機動武闘伝Gガンダム』の「未来世紀」、『新機動戦記ガンダムW』の「コロニー暦(アフターコロニー)」、『機動新世紀ガンダムX』の「アフターウォー」といった別世界を舞台とする作品が存在する。ガンダム原作者の富野由悠季監督は『∀ガンダム』において、宇宙世紀もそれ以外の世界観も全て「黒歴史」として一つの中に置くという、新たな視点を示した。∀劇中には、外見や型式番号から、未来世紀、アフターウォーの時代のものと思われる機体が登場している。

ファンの間では、『∀ガンダム』の後に制作された『機動戦士ガンダムSEED』シリーズの「コズミック・イラ」世界や『機動戦士ガンダム00』の「西暦(現実世界の直接の未来)」世界は黒歴史に含まれるのかどうか意見が分かれる。現在のところ、「コズミック・イラ」に関してはコミック『月の風』(安田朗・作 サンライズ監修)冒頭で黒歴史の一つとして含まれている事が言及されている。「機動戦士ガンダム00」については、2007年10月現在、未だ明確な答えは発表されていない。 黒には「不吉なもの、よくないもの」という意味の他に、全てを混ぜ合わせた色という観点から「全てを包含する」という意味もある。また『∀』とは「全ての」という意味の数学記号であり、この解釈では過去の作品群の総括をテーマの一つとした『∀ガンダム』の方向性と一致している。

英語に直訳すると「black history」となるが、海外版には黒人差別に配慮したためか「dark history」と訳されているものがある。

後、劇中一番最初にカプル(カプール)が発掘されたというエピソードにはこんな裏話が
『∀ガンダム』に登場させたのは「カプールのプラモデルが欲しいから」というスタッフの個人的な欲求による(『ZZ』当時はカプールのプラモデルが発売されていなかった)。その思惑通り「モビルカプル」の商品名で1/144スケールのプラモデルが発売された。

設定資料は新規に描き起されたボルジャーノンやズサン、ギャロップ等とは異なり、基本的に『ZZ』時代のカプールの画稿をトレースし、部分的にディテールを省略したものがカプル用の資料として充てられた。

ところが、プラモデルではカプール用の画稿を基に設計された為、本編でのカプルとは若干細部が異なっている(ただし、劇中には細部がカプールのままのカプルも登場している、作画ミスと思われるが)。この1/144カプルはカプールの比率に換算するとMOBILE SUIT IN ACTION!!サイズにほぼ相当する為、『ZZ』当時の指定色で塗装すれば、同シリーズのフィギュアと一緒にカプールとして遊ぶ事もできる。

デザイナーの出渕裕氏は色がハロと同じになったと喜んでいた。

水中モードの形から、スタッフ間ではバボちゃんと呼ばれていた。それもあって、第31話ではその名にふさわしい活躍をさせられた。

スタッフもなんか伸び伸びと作っている感じのする作品ですね。

引用参考『ウィキペディア(Wikipedia)』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E2%88%80%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%A0
 
 
------------------------------------------------------------------------------------------------------------
ブログランキングに登録しました。なにとぞ一押し御願いします。
http://blogranking.fc2.com/in.php?id=226511

コメント

お気に入り日記の更新

最新のコメント

日記内を検索